Read Article

はしかが流行しています!

はしかが流行しています!

2018年4月にも海外からの旅行者からの感染拡大がニュースになっていた”麻疹(はしか)”。今年に入り、再度急激に感染が拡がっており、2009年以降最多のペースで感染者数が増えています。昨年春にも、はしかについて書かせていただいたのですが、大阪でも感染が拡がっていますので、再度お知らせさせていただきます!

*はしか(麻疹)とは??

麻しんウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹性の感染症です。
人から人へと感染していき、感染力が極めて強い感染症で、免疫を持っていない人だと、感染した人1人から12~14人程度に拡がるといわれています。インフルエンザが1~2人なので、ものすごい感染力です。また、麻しんウイルスに感染すると、90%以上が発病し、症状の出ない”不顕性感染”は殆どないことも特徴の1つです。

*感染経路や潜伏期間は??

麻しんウイルスは空気感染する代表的な感染症です。空気中に飛び散っている病原体が他人の体内にはいって感染することに加え、感染力も非常に強いため、予防するのが難しい感染症です。潜伏期間は10日~12日ですが、潜伏期間中もウイルスが出ているため、知らず知らずのうちに感染している・・・ということが起こってしまいます。

*症状は??

初期症状は風邪によく似ており、発熱や咳などの症状で発症します。39~40度の高熱が2~4日続き、頬の裏側に白い小さな発疹”コプリック斑”が出ることが特徴です。コプリック斑が出現した後、一度熱は下がりますが、半日程度で再度高熱が出て、全身に少し盛り上がった赤い発疹が出現します。症状は10日程度で治まっていきますが、稀に肺炎や中耳炎、脳炎といった重篤な合併症を起こすことがあります。はしかには特効薬がなく、幼少期に罹患するよりも、大人になってから罹患するほうが重症化しやすいので、その点でも注意が必要です。

*予防するには??

はしかは、一度感染すると二度と感染することはない”終生免疫”です。子供のころにかかっている場合は、再度感染するということはありません。

また、予防接種を2回受けることで、95%以上の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。はしかのワクチンが含まれている”MRワクチン”ですが、2006年より1歳児と小学校入学前1年間の幼児の2回接種制度が始まりました。現在の小中学生はほとんどの子どもたちが2回接種をしていることとなりますが、逆にお父さん・お母さん世代になる29歳~30歳代の方は1回接種しかしていない可能性が高いです。

はしかにかかっているかわからない。。。
予防接種を受けているかわからない。。。

そういった場合には、医療機関で血液検査を受けることで、免疫がついているかどうかを調べることができます。また、血液検査をせずに予防接種を受ける、という方法もあります。実際にはかかったことがあった、予防接種を受けていたという状態で、再度予防接種を受けても、免疫が強化されることになるので、特に問題はないとされています。

予防接種を受けてから、2週間程度で免疫ができるといわれています。

今回の流行を機会に、お子さんの母子手帳を確認するのと一緒に、お父さん、お母さんの母子手帳もぜひ確認してみてくださいね!

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top