Read Article

グループワーク

僕にもさせてよ。
それ、前からやってみたかったんだ!
理想はどこからうまれるのか。

それは、「やってみたい」という気持ちの延長線上にあると考えていて、子どもたち自身が「やってみたい」という気持ちを持ってくれるかどうかが成長の上で一番大事なところになります。
大人であれば理性や物事の先を見通したり出来るため、我慢やトレーニングといった忍耐が必要なことも出来ますが、小さいお子様ほど「やってみたい」って思ってくれないと、行動に移っていってくれません。

でも、この行動が見られるようになってくるということは、「やってみたい」という気持ちがあり、それを表現出来ているという客観的な事実として受け取ることが出来て、つまりは理想を持ち始めているということになります。
そのプロセス上で必要になってくるのが他者とのかかわりです。

人間は一人で生きていけません。現在も社会で生きているように、親の手を離れていき自立に向けて成長をしていきます。
自分が思い描く理想=やりたいことに向けて、正しい道を選択しながら前に向かって進んでいく。それが達成できたときに、喜びを感じられることでしょう。

でも、急に出来るようにはなりません。

今日できたこと、明日、また出来たこと。その積み重ねが理想への実現に繋がっていくので、青竹のふし子ども発達リハビリセンターで行うグループワークで出来たことは、確実に積み重なっていき、社会で生き抜く力強さを身に着けていきます。

言葉が出ない、話すようになってほしい。親ならだれでも願うことでしょう。しかし、その願いの本質は「社会でうまく生きていけるようになってほしい」「幸せになってほしい」という真のニードがあるはずです。
ただ歩けても、それが実現できな場合もあります。話せても、人とうまく付き合えない場合もあります。

僕らが気づいたのは、「豊かに暮らしていくスキルを身に着ける」という、真のニードに対してアプローチすると有用であるということです。

作業療法士が監修するグループワーク

青竹のふし 子どもたちが大好きなグループワーク

  • Slide image
  • Slide image
  • Slide image
  • Slide image

例えば創作やお絵かき。
何かテーマを決めて作ることを想像する人が多いでしょう。
この場合、対象物やイメージが課題として与えられて、それにうまく真似できているかで点数が評価されることが多いでしょう。

しかし、今日の天気を絵にする、や、今の気持ちを紙ねんどで表現する、という活動の場合、「完成度」は必要なくなります。その子自身が考えて描いた状態が今の作品です。
いろんな色をいっぱい使って表現しても、ただ線を一本引いただけでも、それは同じアート作品というもになり、額にいれてお家に飾ればすばらしいアートになり、大事に思えるでしょう。

作業を分析すると、前者では内容に枠組みに持たせて、それに対して出来たかどうかを評価するということで、見た目を表現する巧緻性や捉え方がポイントになるでしょう。しかし後者ではみんなで一緒に作品を作るということがアートであって、参加する否かも含めて作品ということになります。
つまり、正解も不正解もなく、それが現実であり結果に直接結びつきます。多くの人は、うまくできたから良しと評価しがちでしょうが、そうではなく場への参加拒否が出来ていのか、また、参加したことによって達成感が得られていたのかが大事なポイントになってきます。

前者では失敗体験も得やすく、後者では成功体験を得やすいという内容に変わります。それぞれの活動から同様のことは社会でもあること。
それを、このアート・創作という内容から感じ、成長するのです。

食べる喜び、作る面白さ、考える自由

青竹のふしでは、簡単なクッキングプログラムも実施します。
アート作品と大きく違う点は、クッキングも物を作るという点では同じなのですが、作業内容に「適度」や「少々」「お好み」といった表現があることです。
実は現実の社会自体、規範はあるといえど海と陸の境目のように、いったりきたりのバランスをとったとても曖昧なものなんですね。
そういうあいまいさから、学習することは多くあるので、取り入れて実践しています。

フルーツポンチを作ろうとしたときに、どれだけフルーツを入れればよいか、難しいところです。
現状の教育としては、ひとり3つ、平等にっていうところでしょうが、社会に出てみればそううまくいかないことが多くあります。
フルーツが好きだから目いっぱいとると、他のお友達の分がなくなってしまいます。でも、お友達によってはフルーツが嫌いな子もいるわけで、
自分が好きだから相手も好きなんだろうっていう思い込みをここで否定し理解していくわけです。

砂糖を入れる調理場面でも、甘いのが好きな子もいればそうでない子もいる。そういう自分とは違うってことを認識しながら、家では見たことのない食べ方の工夫や
みんなで一緒に場を共にして食べることで家族と一緒の時間とは違った状況で過ごすことが出来るようになっていきます。

大人がみれば、簡単なことのようかもしれません。
しかし、家と違う環境で、家族とは違うお友達と一緒に、時間と場所を共有しながら共にフルーツポンチを食べるという活動は、これから保育所、幼稚園そして小学校に向けた集団活動には
とても大事な経験になり、ここで起こった困ったことは、次の経験時にはもう経験していることになっていくのです。

青竹のふし子ども発達リハビリセンターでは開設以来、個別リハビリ・個別療育を実施して参りましたが、そこから生まれてカスタマイズされたのがグループワークです。
グループワークの種類は数多く存在し、季節や天候などを考慮して行います。

青竹のふしは逃げない。
どんな障害があっても利用できる児童デイ
青竹のふしの取り組み
こんな児童デイがあったらいいな。
音やタッチ
身体に感じる感覚をとっても大事に伝える。
Return Top