Read Article

予防接種はお済みですか?~風しん(三日ばしか)~

予防接種はお済みですか?~風しん(三日ばしか)~

9月末頃から関東で急増している”風しん”。
2018年10月現在、昨年の10倍もの人数の方が、風しんに感染しているとの報告がなされています。

妊娠初期~20週の妊婦さんがかかると胎児が”先天性風疹症候群”を発症する可能性が高いといわれている風疹。
今回は『風しん』についてお話したいと思います。

*風しん(三日ばしか)とは?

風しんは、風しんウイルスの感染によって発症するウイルス性発疹症です。
感染力が非常に強く、免疫を持っていない人だと、感染した人1人から5~7人に感染すると言われています。
症状は感染症状が現れない不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、
妊娠20週頃までの妊婦さんが風しんウイルスに感染すると、”先天性風しん症候群”の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。

*感染経路や潜伏期間は??

風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、人から人へ感染が拡がっていきます。
潜伏期間は14日~21日あり、発症後、急性期にあたる高熱の出ている間が最も感染力が強いと言われています。

*症状は??

感染した約半数の人に、38℃~39℃の高熱がでます。
また、発疹やリンパ節腫脹、特に耳の後ろや後頭部、頸に腫れが出やすいと言われています。
風しんの症状は、子どもでは比較的軽い事が多いですが、
まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。
また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。

妊娠初期から20週までの妊婦さんが風しんにかかると、胎児が”先天性風しん症候群”にかかる可能性が高いと言われており、
”先天性風しん症候群”にかかると眼や心臓、耳等に障害をもつことが多いことが知られています。

*予防するには??

風しんは、一度感染すると二度と感染することはない”終生免疫”です。
子供のころにかかっている場合は、再度感染するということはありません。

また、予防接種を2回受けることで、95%以上の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。

平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、公費でワクチンを受ける機会がありましたが、
昭和37年度から平成元年度に生まれた女性及び昭和54年度から平成元年度に生まれた男性は受けていても1回です。
また、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない人が多いと考えられています。

風しんにかかっているかわからない。。。
予防接種を受けているかわからない。。。

そういった場合には、医療機関で血液検査を受けることで、免疫がついているかどうかを調べることができます。
また、血液検査をせずに予防接種を受ける、という方法もあります。
実際にはかかったことがあった、予防接種を受けていたという状態で、再度予防接種を受けても、
免疫が強化されることになるので、特に問題はないとされています。

予防接種を受けてから、2週間程度で免疫ができるといわれています。

予防接種を受けることで、自らの感染だけでなく、感染を拡げることも防ぐことができます。
今回の流行を機会に、お子さんの母子手帳を確認するのと一緒に、
お父さん、お母さんの母子手帳もぜひ確認してみてくださいね!

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top