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意外と対策がわからない【水いぼ】ってどんなもの?

意外と対策がわからない【水いぼ】ってどんなもの?

プールに入ることが増えるこの時期、お母さんたちから「水いぼってどうしたらいいですか?」というご質問をいただくことがあります。
”プールの水でうつる!” ”水いぼがあるとプールに入れない” ”治療がいたい” と、お母さんたちの間で噂されることも多い水いぼ。
どうしたらいいのか、少しだけご紹介させていただきますね~☆

水いぼってどんな病気!?

水いぼ(伝染性軟属腫)はウイルス性の皮膚の病気で、良性ですが伝染性があり、脇や肘の内側など皮膚が柔らかく擦れるところを中心に多くみられます。
直径1~5mmほどの大きさで、丸く光っています。
中に、白い芯のようなものがみえることがありますが、この白いかたまりが水いぼのウイルスで感染源になります。
水いぼ自体にかゆみはありませんが、周囲に湿疹ができた場合や、治りかけのときにかゆみがでることがあります。
接触感染なので、搔き壊してしまうことで手にウイルスが付き、他の場所へと広がっていきます。

どうやったら治るの?

皮膚科に行くと、専用のピンセット(先が丸く、ドーナツ状になっているもの)で取ることが多い水いぼ。
私も幼少期にはこの治療を受けたことがありますが、かなり痛みを伴います。
数が多くなればなるほど、時間も長くなり子どもたちにとってはかなりの苦痛に・・・
ここは、保護者の方と医師の方針にもよりますが、「取る」治療を選択するのであれば、数が少ないうちに治療することをお勧めします。

子どもにとっては相当な苦痛になるということもあり、また、水いぼは6ヶ月~2年ほどで免疫がついて自然に治る場合が多く、積極的な治療はしなくても良いという医師も増えています。
どんどん数が増えてしまったり、搔き壊してしまったことで「とびひ」の症状が出たりした場合は早めの受診が必要ですが、そのまま様子を見ていることも多くなってきています。

プールは入ってもいい??

数年前までは、水いぼができていたらプールには入らないでくださいと言われることが多かった水いぼ。
そのこともあってか、「プールの水を介してうつる」と思われていることが多いようです。
しかし、水いぼのウイルスは弱いので、お風呂の水やプールの水でうつることはありません。
掻き壊してしまっている水いぼが、直接肌にふれたり、ビート版や浮き輪を介してうつってしまうことが多いようです。
プールに入った後は、シャワーで肌をきれいに洗い流すことで感染を予防することができます。

平成27年5月に、日本臨床皮膚科医会・日本小児科皮膚科学会・日本皮膚科学会の統一見解として、
「プールの水ではうつらないので入ってもかまわない」と水いぼを理由にプールを禁止する必要がないことを保育園・幼稚園・学校の先生方にお知らせが出されました。

▼日本臨床皮膚科医会からのお知らせ
http://www.jocd.org/pdf/20130524_01.pdf

それにより、水いぼでもプールOKという認識が広がってきています。
ただ、水いぼが大きくなってしまっているときには、少しの刺激で潰れてしまったり、
肌と肌が直接触れる機会が多くなるので、感染のリスクはないとは言えません。

お子さんに水いぼがあるときには、ラッシュガードを着用させたり、防水タイプの絆創膏で保護をするなど、周りのお子さんに対する配慮が大切ですね。

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