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アデノウイルス【プール熱】について

アデノウイルス【プール熱】について

6月も半ばに入り、プール開きをする学校・園も増え、いよいよ夏本番も間近となってきました!
青竹のふし子ども発達リハビリセンターでも、気温やお天気を見ながら、早ければ6月後半より水遊びを取り入れてく予定です☆

プールが始まると増えてくるのが、アデノウイルス感染症である【咽頭結膜熱】。いわゆる、プール熱です。

▼国立感染症研究所 アデノウイルス解説ページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/adeno-pfc-m/2110-idsc/4th/4326-adeno-virus-page2.html

現在、大阪府でも流行しており、近隣の奈良県や兵庫県では本格的な流行となっているようで、過去10年では最多の感染者数だそうです。

▼咽頭結膜熱 過去10年間での最多報告数を更新
http://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000183

子どもたちの間で流行る「アデノウイルス感染症」ですが、もちろん大人にも感染します。
15年ほど前にはこの記事を書いている福山も感染し、重症化してしまい1週間入院するという体験も。。。

急な高熱に始まる「アデノウイルス感染症」ですが、高熱が3~5日ほど続きます。
アデノウイルスに効果のあるお薬はなく、症状を和らげるための対症療法が中心となります。
また、喉の痛みもかなり強く、なかなか思うように食事や水分が取れないことも。
高熱が続き、食事や水分が取りづらいとなると、脱水症状を引き起こす危険性もあるので注意が必要です。

そんなときに、比較的食べやすいのが冷たくてのど越しの良いもの!
アイスクリームやプリン、ゼリー、ヨーグルトなど、炎症を起こしている喉にも気持ちよく、飲み込みやすくなります。
栄養のあるものを取ってもらいたい・・・というときには、冷やした茶碗蒸しや冷たいおかゆもおススメですよ☆

また、結膜炎を起こすことも多く、目の充血や目やにといった症状が現れることもあります。
目やにや涙を拭き取る場合は、ティッシュペーパーや清浄綿を使い、眼を直接手で触れないように気をつけましょう。

【感染したら学校・園はどうする・・・??】
アデノウイルスは集団感染する恐れのある感染症となります。
学校保健法に基づき出席停止となり、登校・登園するには医師の許可が必要となります。
*学校・園によっては、医師の許可証が必要となることがあります。
登校・登園許可の出る目安は、熱が下がり、主な症状がなくなって2日を経過してからとなります。

【感染を防ぐには・・・?】
プール熱と呼ばれるくらいなので、プールの水を介して感染するのでは?と思われがちなアデノウイルスですが、
残留塩素濃度の基準を満たしているプールの水を介して感染することはほとんどありません。
感染経路としては、主に接触感染と飛沫感染になり、感染力がとても強いです。
飛沫感染は、せきやくしゃみなどで飛び散る飛沫に病原体が含まれており、口や鼻などの粘膜に直接触れることで感染します。
接触感染は、直接触れる以外にも、タオルの共用やドアノブ、階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタンなど、不特定多数の人が触るものからでも感染が広がります。
また、症状が治まった後も、咽頭からは7~14日間、便からは30日間程度は、ウイルスを排出し続けることがあります。

こまめに流水や石鹼で手洗いすることはもちろん、たくさんの人が触れる場所は消毒をすることが重要となってきます。
アデノウイルスは消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウム(ハイターやミルトンなど)による消毒が効果的です。
また、目やにが出ている場合には、タオルを共用することで家庭内での感染も広がります。
タオルや洗面器などの共用は避け、家庭内での感染のリスクを少しでも低くしたいところですね。

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